社労士(社会保険労務士)択一式の過去問演習


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平成20年 - 17問 労災保険法7

次の記述のうち、正しいものはどれか。

A. 療養補償給付又は療養給付を受ける権利の時効は、診断によって療養を必要とすることが確認された日の翌日から進行する。
B. 休業補償給付又は休業給付を受ける権利の時効は、当該傷病に係る療養のため労働することができないために賃金を受けない日ごとに、その当日から進行する。
C. 障害補償給付又は障害給付を受ける権利の時効は、当該傷病が治って障害が残り、診断によって当該障害が確認された月の翌月の初日から進行する。
D. 介護補償給付又は介護給付を受ける権利の時効は、その支給事由が生じた月の翌月の初日から進行する。
E. 葬祭料又は葬祭給付を受ける権利の時効は、葬祭が終了した日の翌日から進行する。
解答をチェック!
消滅時効は、権利を行使することができる時から進行する。(民法166条1項)

A. 誤り。療養の費用の支給については、費用を支払った日の翌日からとなり、療養の給付については現物支給になる為問題にはならない(法42条、法43条、民法166条1項)

B. 誤り。当日ではなく翌日(法42条、43条、民法166条1項)

C. 誤り。障害が治った日の翌日(法42条、43条、民法166条1項)

D. 正しい。 法42条、43条、民法166条1項

E. 誤り。死亡日の翌日(法42条、43条、民法166条1項)

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