社労士(社会保険労務士)択一式の過去問演習


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平成21年 - 67問 国民年金法(保険料)

第1号被保険者の国民年金保険料に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.社会保険庁長官は、被保険者から、口座振替納付を希望する旨の申出があった場合には、その納付が確実と認められ、かつ、その申出を承認することが保険料の徴収上有利と認められるときに限り、その申出を承認することができる。
B.いわゆる法定免除の事由に該当するに至ったときは、社会保険庁長官、地方社会保険事務局長又は社会保険事務所長がその事由に該当するに至ったことを確認したときを除き、所定の事項を記載した届書に国民年金手帳を添えて、14日以内に、地方社会保険事務局長又は社会保険事務所長に提出しなければならない。
C.保険料の4分の3免除が受けられる所得基準は、扶養親族等がない者の場合、前年の所得(1月から6月までの月分の保険料については、前々年の所得)が、118万円以下であるときである。
D.いわゆる保険料免除を申請する日の属する年度又はその前年度において、失業により保険料を納付することが困難と認められるときは、保険料の納付が免除される場合がある。
E.刑務所で服役していることを事由として、保険料が法定免除の対象になることはない。
解答をチェック!
A. 正しい。国年法92条の2。

B. 正しい。則75条。

C. 誤り。令6条の8の2。申請4分の3免除に係る所得基準は、扶養親族等がないときは78万円であり、扶養親族等があるときは78万円に当該扶養親族等1人につき、原則として38万円を加算した額である。

D. 正しい。則77条の7。

E. 正しい。国年法89条。

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