社労士(社会保険労務士)択一式の過去問演習


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平成20年 - 36問 一般常識6

国民健康保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問において「市町村」とは市町村又は特別区のこととする。

A. 市町村は、国民健康保険に関する収入及び支出について、政令の定めるところにより、特別会計を設けなければならない。
B. 生活保護法による保護を受けている世帯(その保護を停止されている世帯を除く。)に属する者は、市町村が行う国民健康保険の被保険者にならない。
C. 市町村が行う国民健康保険の被保険者は、当該市町村の区域内に住所を有するに至った日又は国民健康保険法に定められた適用除外のいずれにも該当しなくなった日の属する月の翌月の初日から、その資格を取得する。
D. 高齢者の医療の確保に関する法律の規定による被保険者は、市町村が行う国民健康保険の被保険者にならない。
E. 国民健康保険組合の被保険者は、市町村が行う国民健康保険の被保険者にならない。
解答をチェック!
A. 正しい。市町村は、国民健康保険に関する収入及び支出について、政令の定めるところにより、特別会計を設けなければならない(国民健康保険法10条)。

B. 正しい。生活保護法に保護を受けている者は、市町村が行う国民健康保険の被保険者としない(国民健康保険法6条9号)。

C. 誤り。市町村が行う国民健康保険の被保険者は、当該市町村の区域内に住所を有するに至った日又は適用除外のいずれにも該当しなくなった日から、その資格を取得する(国民健康保険法7条)

D. 正しい。高齢者の医療の確保に関する法律の規定による被保険者は、市町村が行う国民健康保険の被保険者としない(国民健康保険法6条8号)。

E. 正しい。国民健康保険組合の被保険者は、市町村が行う国民健康保険の被保険者としない(国民健康保険法6条10号)。

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