A. 正しい。死亡日の属する月の前月までの第1号被保険者としての被保険者期間に係る死亡日の前日における保険料に係る保険料納付済期間が
3年以上である者の遺族に支給する
死亡一時金の額は、前項の規定にかかわらず、同項に定める額に
8,500円を加算した額とするとはあるが、脱退一時金の額には、加算金額の規定はない(法52条の4、2項、法附則9条の3の2、3項)
B. 正しい。
被保険者又は被保険者であった者(老齢基礎年金の受給権者を除く。)は、厚生労働大臣の承認を受け、納付することを要しないものとされた保険料及び一部の額につき納付することを要しないものとされた保険料(承認の日の属する月
前10年以内の期間に係るものに限る。)の全部又は一部につき追納をすることができる。ただし、その一部の額につき納付することを要しないものとされた保険料については、その
残余の額につき納付されたときに限る(法94条1項)。
C. 正しい。障害基礎年金は、受給権者の前年の所得が、その者の所得税法に規定する控除対象配偶者及び扶養親族の有無及び数に応じて、政令で定める額を超えるときは、その年の8月から翌年の7月まで、政令で定めるところにより、その全部又は2分の1子の加算額が加算された障害基礎年金にあっては、の額から子の加算額を控除した額の2分の1)に相当する部分の支給を停止する(法36条の3、1項)。
D. 誤り。老齢基礎年金と障害厚生年金は、併給することができない(法20条1項、法附則9条の2の4)
E. 正しい。年金の支給を停止すべき事由が生じたにもかかわらず、その停止すべき期間の分として年金が支払われたときは、その支払われた年金は、その後に支払うべき年金の内払とみなすことができる(法21条2項)。