社労士(社会保険労務士)択一式の過去問演習


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平成20年 - 15問 労災保険法5

次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A. 労災保険法は、国の直営事業及び官公署の事業(労働基準法別表第1に掲げる事業を除く。)には適用されないが、独立行政法人(独立行政法人通則法第2条第2項に定める特定独立行政法人を除く。)の職員には適用される。
B. 労働者がその過失により負傷、疾病、障害若しくは死亡若しくはこれらの原因となった事故を生じさせ、又は負傷、疾病若しくは障害の程度を増進させ、若しくはその回復を妨げた場合においても、その過失が重大なものでない限り、その保険給付の支給制限は行われない。
C. 保険給付を受ける権利は、独立行政法人福祉医療機構法の定めるところにより年金たる保険給付を受ける権利を独立行政法人福祉医療機構に担保に供する場合を除き、譲り渡し、担保に供し、又は差し押さえることができない。
D. 労災保険に関する書類には印紙税が課されるが、保険給付として支給を受けた金品については、これを標準として租税その他の公課が課されることはない。
E. 労災保険法に基づく政令及び厚生労働省令は、その草案について、労働政策審議会の意見を聞いて、制定される。
解答をチェック!
A. 正しい。法3条2項、平成13.2.22基発93号、独立行政法人通則法59条1項1号。

B. 正しい。法12条の2の2、2項

C. 正しい。法12条の5の2、2項

D. 誤り。労働者災害補償保険に関する書類には、印紙税を課さない(法12条の6、法44条)。

E. 正しい。法5条

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