社労士(社会保険労務士)択一式の過去問演習


>>平成24年 過去問

平成24年 - 70問 国民年金法(保険料)

保険料に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.国民年金においては、海外に居住中の任意加入被保険者が1年間の保険料を前納した後、当該年度の途中で日本に帰国したことにより、任意加入被保険者資格を喪失し、引き続き国民年金に加入し第1号被保険者になった場合、当該被保険者の希望により未経過期間に係る保険料の還付請求を行わず、当該期間に係る保険料は第1号被保険者として前納された保険料として扱うことができる。
B.国民年金保険料を1年間分前納する場合、最も割引率が高くなるのは、口座振替による支払ではなく、現金で支払った場合である。
C.国民年金の保険料免除の申請について、免除事由に該当する者が平成24年7月に厚生労働大臣に免除の申請をした場合、厚生労働大臣が指定する免除期間は、平成23年7月から平成25年6月までの期間のうち必要と認める期間である。
D.会社を退職(失業)した者が、失業等を理由とする免除の申請を行う場合、申請のあった日の属する年度又はその前年度に当該失業等の事実がなければならない。当該事実を明らかにする書類として、雇用保険の被保険者であった者については、雇用保険受給資格者証の写し又は雇用保険被保険者離職票の写し等の書類を添付しなければならない。
E.学生の保険料納付特例の申請を行い承認された者が、承認期間中に学校を退学した場合は、学生納付特例不該当届を提出しなければならない。
解答をチェック!
A. 正しい。平22.11.29年年年発1129第1号。

B. 誤り。令8条1項。1年間分の国民年金保険料を前納する場合、最も割引料が高くなるのは、口座振替による支払の場合である。

C. 法改正。出題時には正しかったが、法改正により保険料徴収権の時効が成立していない過去2年分まで遡及して保険料免除を受けることができるようになった。

D. 正しい。平18.10.13庁保険発1013001号。

E. 正しい。則77条の9第1項。

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