社労士(社会保険労務士)択一式の過去問演習


>>平成24年 過去問

平成24年 - 44問 健康保険法(保険者)

保険者の届出等に関する次のアからオの記述のうち、正しいものの組合せは、後記AからEまでのうちどれか。

ア. 全国健康保険協会は、事務所の所在地の変更に係る定款の変更をしたときは、遅滞なく、これを厚生労働大臣に届け出なければならない。

イ. 健康保険組合は、毎年度、事業計画及び予算を作成し、当該年度の開始前に、厚生労働大臣の認可を受けなければならない。

ウ. 健康保険組合は、毎年度、事業計画及び予算を作成し、当該年度の開始前に、厚生労働大臣の認可を受けなければならない。

エ. 健康保険組合は、規約に定めてある事務所の所在地を変更したときは、遅滞なく、厚生労働大臣に届け出て認可を受けなければならない。

オ. 健康保険組合は、毎年度終了後6か月以内に、厚生労働省令に定めるところにより、事業及び決算に関する報告書を作成し、厚生労働大臣に提出しなければならない。

A.(アとオ)
B.(イとエ)
C.(イとウ)
D.(ウとエ)
E.(ウとオ)
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正解はAである。

ア. 正しい。健保法7条の61項3号・3項。

イ. 誤り。令16条1項。厚生労働大臣の「認可を受ける」必要はなく、「届け出る」ことで足りる。

ウ. 誤り。健保法7条の34。厚生労働大臣に「報告」すれだけでは足りず、「認可」を受けなければならない。

エ. 誤り。健保法16条1項2号。厚生労働大臣に「届け出て認可」を受ける必要はなく、「届け出る」のみで足りる。認可は不要である。

オ. 正しい。令24条1項。

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