社労士(社会保険労務士)択一式の過去問演習


>>平成23年 過去問

平成23年 - 8問 労安法(安全衛生管理体制)

労働安全衛生法の安全衛生管理体制に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

A.常時500人の労働者を使用する製造業の事業場においては総括安全衛生管理者を選任しなければならないが、総括安全衛生管理者は少なくとも毎年1回作業場等を巡視しなければならない。
B.常時80人の労働者を使用する建設業の事業場においては安全管理者を選任しなければならないが、安全管理者は少なくとも毎週1回作業場等を巡視しなければならない。
C.常時60人の労働者を使用する自動車整備業の事業場においては産業医を選任しなければならないが、産業医は少なくとも毎年1回作業場等を巡視しなければならない。
D.常時30人の労働者を使用する旅館業の事業場においては安全衛生推進者を選任しなければならないが、安全衛生推進者は少なくとも毎月1回作業場等を巡視しなければならない。
E.常時70人の労働者を使用する運送業の事業場においては衛生管理者を選任しなければならないが、衛生管理者は少なくとも毎週1回作業場等を巡視しなければならない。
解答をチェック!
A. 誤り。安衛法10条1項。総括安全衛生管理者は、自ら作業場等を巡視する義務はない。

B. 誤り。安衛法11条1項。安全管理者は、作業場等を巡視する義務があるが、具体的な頻度は定められていない。

C. 誤り。安衛法13条1項。産業医は、作業場等を巡視する義務があり、少なくても毎月1回と定められている。

D. 誤り。安衛法12条の2。安全衛生推進者は、作業場等の巡視を定める規定はない。

E. 正しい。安衛法12条1項。

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