社労士(社会保険労務士)択一式の過去問演習


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平成23年 - 55問 厚生年金保険法(厚生年金基金)

厚生年金基金に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.厚生年金基金の理事は、年金たる給付及び一時金たる給付に充てるべき積立金の管理及び運用に関する基金の業務について、法令、法令に基づいてする厚生労働大臣の処分、規約及び代議員会の議決を遵守し、基金のため忠実にその職務を遂行しなければならない。
B.厚生年金基金の理事が、年金たる給付及び一時金たる給付に充てるべき積立金の管理及び運用に関する基金の業務についてその任務を怠ったときは、その理事は、基金に対し連帯して原状回復を行わなければならない。
C.厚生年金基金の理事は、自己又は当該基金以外の第三者の利益を図る目的をもって、年金たる給付及び一時金たる給付に充てるべき積立金の管理及び運用の適正を害するものとして厚生労働省令で定める行為をしてはならない。
D.厚生年金基金と理事長との利益が相反する事項については、理事長は、代表権を有しない。この場合においては、監事が基金を代表する。
E.厚生年金基金の役員及び厚生年金基金に使用され、その事務に従事する者は、刑法その他の罰則の適用については、法令により公務に従事する職員とみなす。
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A. 正しい。厚年法120条3項、120条の2第1項。

B. 誤り。厚年法120条の2第2項。理事は基金に対して連帯して損害賠償責任を負う。

C. 正しい。厚年法120条の3第1項。

D. 正しい。厚年法120条の4。

E. 正しい。厚年法121条。

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