社労士(社会保険労務士)択一式の過去問演習


>>健康保険法の過去問一覧

平成20年 - 49問 健康保険法9

療養の給付を担当する医療機関等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A. 健康保険組合である保険者が当該組合の被保険者のために開設する病院若しくは診療所又は薬局については、保険医療機関又は保険薬局としての指定を受ける必要はない。ただし、その他の被保険者の診療を行うためには、保険医療機関又は保険薬局としての指定を受ける必要がある。
B. 保険医療機関の指定の申請は、病院又は病床を有する診療所に係るものについては、医療法に規定する病床の種別ごとにその数を定めてこれを行うものとされている。
C. 厚生労働大臣は、保険医療機関又は保険薬局の指定の申請があった場合において、当該申請に係る病院若しくは診療所又は薬局の開設者又は管理者が、健康保険法その他国民の保健医療に関する法律で政令で定めるものの規定により罰金の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなるまでの者であるとき、その指定をしないことができる。
D. 診療所が医師の開設したものであり、かつ開設者である医師のみが診療に従事している場合は、当該事実をもってただちに保険医療機関の指定があったものとみなされる。
E. 厚生労働大臣は、保険医療機関の指定を取り消そうとするときは、政令で定めるところにより、地方社会保険医療協議会に諮問するものとされている。
解答をチェック!
A. 正しい。法63条3項1号、3号、法65条1項、昭和32.9.2保険発123号

B. 正しい。法65条2項

C. 正しい。法65条3項3号

D. 誤り。開設者である医師が保険医の登録がなされている必要がある(法69条)

E. 正しい。法82条2項

7