社労士(社会保険労務士)択一式の過去問演習


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平成25年 - 39問 一般常識(高齢者医療確保法)

高齢者の医療の確保に関する法律に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.被保険者は、後期高齢者医療広域連合に対し、当該被保険者に係る被保険者証の交付を求めることができる。
B.後期高齢者医療広域連合は、保険料を滞納している被保険者(原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律による一般疾病医療費の支給その他厚生労働省令で定める医療に関する給付を受けることができる被保険者を除く。)が、当該保険料の納期限から1年が経過するまでの間に当該保険料を納付しない場合においては、当該保険料の滞納につき災害その他の政令で定める特別の事情があると認められる場合を除き、当該被保険者に対し被保険者証の返還を求めるものとする。
C.保険料の滞納により後期高齢者医療広域連合から被保険者証の返還を求められた被保険者が被保険者証を返還したときは、後期高齢者医療広域連合は、当該被保険者に対し、被保険者資格証明書を交付する。
D.後期高齢者医療給付に関する処分(被保険者証の交付の請求又は返還に関する処分を含む。)に不服がある者は、社会保険審査会に審査請求をすることができる。
E.保険料の還付を受ける権利は、2年を経過したときは、時効によって消滅する。
解答をチェック!
A. 正しい。高齢者の医療の確保に関する法律54条3項。

B. 正しい。高齢者の医療の確保に関する法律54条4項。

C. 正しい。高齢者の医療の確保に関する法律54条7項。

D. 誤り。高齢者の医療の確保に関する法律128条。後期高齢者医療給付に関する処分に不服がある者は、「社会保険審査会」ではなく、「後期高齢者医療審査会」に審査請求をすることができる。

E. 正しい。高齢者の医療の確保に関する法律160条。

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