社労士(社会保険労務士)択一式の過去問演習


>>平成21年 過去問

平成21年 - 10問 労安法(技能講習等)

労働安全衛生法に定める技能講習等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

A.フォークリフト運転技能講習を受講しようとする者は、当該技能講習を実施する所轄労働基準監督署長に技能講習受講申込書を提出しなければならない。
B.フォークリフト運転技能講習を修了した者は、当該技能講習の修了により就くことができるフォークリフトの運転の業務に従事する場合は、フォークリフト運転技能講習を修了したことを証する書面を携帯している必要はない。
C.事業者は、最大荷重が1トン未満のフォークリフトの運転の業務については、労働安全衛生法第59条第3項のいわゆる特別教育を行わなければならない。
D.各種商品卸売業及び各種商品小売業の事業者が、当該事業場の倉庫内で、労働者を最大荷重が1トン以上のフォークリフトの運転の業務に就かせる場合については、労働安全衛生法第61条第1項に定める就業制限の適用は除外される。
E.労働安全衛生法第61条第1項に定める資格を有しない個人事業主が、当該事業場の倉庫内で、最大荷重が1トン以上のフォークリフトの運転の業務に就いた場合については、労働安全衛生法の罰則規定は適用されない。
解答をチェック!
A. 誤り。則80条。技能講習受講申込書は、技能講習を行う登録教習機関に提出しなければならない。

B. 誤り。安衛法61条1項・3項。フォークリフト運転技能講習を修了したことを証する書面を携帯していなければならない。

C. 正しい。安衛法59条3項。

D. 誤り。安衛法61条1項。設問のケースであっても、就業制限は適用される。

E. 誤り。安衛法61条2項、120条1号。設問のケースであっても、安衛法の罰則規定は適用される。

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