社労士(社会保険労務士)択一式の過去問演習


>>平成20年 過去問

平成20年 - 29問 雇用保険法9

雇用保険率等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A. 労働保険徴収法第12条第4項によれば、植物の栽培の事業の雇用保険率は、動物の飼育の事業の雇用保険率と同じである。
B. 労働保険徴収法第10条によれば、政府は、労働保険の事業に要する費用にあてるため保険料を徴収するとされ、当該保険料とは、一般保険料、第1種特別加入保険料、第2種特別加入保険料、第3種特別加入保険料及び印紙保険料である。
C. 労働保険徴収法第12条第4項によれば、物品の販売の事業の雇用保険率は、鉱業の事業の雇用保険率と同じである。
D. 労働保険徴収法第11条の2によれば、政府は、事業主がその事業に保険年度の初日において64歳以上の高年齢労働者を使用する場合には、その事業に係る一般保険料の額を、一般保険料の額から事業主がその事業に使用する短期雇用特例被保険者及び日雇労働被保険者以外の高年齢労働者に支払う賃金の総額に雇用保険率を乗じて得た額を超えない額を減じた額とすることができる。
E. 労働保険徴収法第12条第4項によれば、土木の事業の雇用保険率は、清酒の製造の事業の雇用保険率と同じである。
解答をチェック!
A. 正しい。法12条4項1号、2号

B. 正しい。法10条

C. 正しい。法10条2項
☆(問題文へ特例納付保険料を追記すること)

D. 正しい。法11条の2、令1条、則15条の2

E. 誤り。清酒の製造の事業は15.5/1000、土木の事業は16.5/1000となる(法12条4項、平成24.12.19 厚労告588号)

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