社労士(社会保険労務士)択一式の過去問演習


>>平成24年 過去問

平成24年 - 69問 国民年金法(国民年金基金)

国民年金基金に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

A.職能型国民年金基金の加入員である開業社会保険労務士が、社会保険労務士法人を設立し代表社員になった場合は、当該国民年金基金の加入員資格を喪失する。
B.夫が開業社会保険労務士で個人事務所を営んでおり、当該事務所における業務に従事する妻が第1号被保険者であっても、その妻が社会保険労務士でなければ、社会保険労務士の職能型国民年金基金の加入員にはなれない。
C.第1号被保険者が従事する職業において職能型国民年金基金が設立されている場合、当該被保険者は職能型国民年金基金に加入することとなり、地域型国民年金基金には加入できない。
D.毎月の掛金の上限額である68000円を超えていなければ、職能型国民年金基金と地域型国民年金基金の両方に同時に加入することができる。
E.国民年金基金の加入員の申出をした同月に、法第90条第1項等の規定による国民年金の保険料免除の適用を受けることになった場合、その翌月に加入員資格を喪失する。
解答をチェック!
A. 正しい。国年法127条3項。

B. 誤り。国年法127条1項。設問のケースでは、社会保険労務士事務所に勤務している第1号被保険者である妻は、社会保険労務士の職能型国民年金基金に加入することができる。

C. 誤り。国年法127条1項。地域型又は職能型の両国民年金基金に加入することができる場合は、いずれかを選択して加入することができる。

D. 誤り。国年法127条1項。毎月の掛金の額に関わらず、地域型と職能型の国民年金基金に同時に加入することはできず、いずれかを選択して加入することができる。

E. 誤り。国年法127条4項。設問のケースでは、国民年金基金の加入員の資格を取得した日にさかのぼって加入員でなかったものとみなされる。

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