社労士(社会保険労務士)択一式の過去問演習


>>平成24年 過去問

平成24年 - 31問 一般常識(労働契約法)

労働契約法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.労働契約法における「労働者」とは、使用者に使用されて労働し、賃金を支払われる者をいうとされており、これに該当すれば家事使用人についても同法は適用される。
B.使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとされている。
C.労働契約は、労働者が使用者に使用されて労働し、使用者がこれに対して賃金を支払うことによって成立するものとされており、当事者の合意、認識等の主観的事情は、労働契約の成否に影響を与えない。
D.労働者及び使用者は、その合意により、労働契約の内容である労働条件を変更することができるとされている。
E.使用者が労働者を懲戒することができる場合においても、当該懲戒が、その権利を濫用したものとして、無効とされることがある。
解答をチェック!
A. 正しい。労働契約法2条1項、22条。

B. 正しい。労働契約法5条。

C. 誤り。労働契約法6条。労働契約は「労働者及び使用者が合意する」ことによって成立する。

D. 正しい。労働契約法8条。

E. 正しい。労働契約法15条。

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