社労士(社会保険労務士)択一式の過去問演習


>>平成21年 過去問

平成21年 - 51問 厚生年金保険法(被保険者等)

被保険者等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.臨時に使用される者(船舶所有者に使用される船員を除く。)であって、2月以内の期間を定めて使用される者は、被保険者とされない。ただし、所定の期間を超えて引き続き使用されるに至ったときは、その超えた日から被保険者となる。
B.被保険者(船舶所有者に使用される者及び厚生年金保険法第8条の2第1項の規定により2以上の事業所を一の適用事業所とすることを社会保険庁長官が承認した適用事業所に使用される者を除く。)の資格喪失の届出は、原則として、当該事実があった日から5日以内に、厚生年金保険被保険者資格喪失届又は当該届書に記載すべき事項を記録した磁気ディスクを地方社会保険事務局長又は社会保険事務所長に提出することによって行う。
C.被保険者(適用事業所に使用される高齢任意加入被保険者及び第4種被保険者を除く。)は、その氏名を変更したときは、速やかに、変更後の氏名を事業主に申し出るとともに、年金手帳を事業主に提出しなければならない。
D.更生保護事業法に定める更生保護事業の事業所であって、常時5人以上の従業員を使用する事業所に使用される70歳未満の者は、被保険者とされる。
E.70歳以上の障害厚生年金の受給権者は、老齢厚生年金、老齢基礎年金その他の老齢又は退職を支給事由とする年金の受給権を有しない者であっても、高齢任意加入被保険者となることができない。
解答をチェック!
A. 正しい。厚年法12条2号。

B. 正しい。則22条1項。

C. 正しい。則6条。

D. 正しい。厚年法6条1項。

E. 誤り。法附則4条の3第1項、法附則4条の5第1項。障害厚生年金の受給権者は、他の要件を満たす限り高齢任意加入被保険者となることができる。

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