社労士(社会保険労務士)択一式の過去問演習


>>平成21年 過去問

平成21年 - 48問 健康保険法(総合問題)

健康保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.厚生労働大臣は、保険医療機関、保険薬局又は指定訪問看護事業者の指定に関し必要があると認めるときは、当該指定に係る開設者若しくは管理者又は申請者の社会保険料の納付状況につき、当該社会保険料を徴収する者に対し、必要な書類の閲覧又は資料の提供を求めることができる。
B.被保険者の資格の取得及び喪失は、健康保険組合の被保険者については当該健康保険組合が、全国健康保険協会の被保険者については全国健康保険協会が、それぞれ確認することによってその効力を生ずるが、任意継続被保険者及び特例退職被保険者の被保険者資格の得喪については保険者等の確認は行われない。
C.保険外併用療養費の支給対象となる先進医療の実施に当たっては、先進医療ごとに、保険医療機関が、別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合していることを地方厚生局長又は地方厚生支局長に届け出なければならない。
D.被保険者の資格を喪失した日の前日まで引き続き1年以上被保険者であった者が、療養のため労務に服していなかったが、在職中は報酬を受けていたため傷病手当金の支給を停止されていた場合、退職して報酬の支払いがなくなったときは、傷病手当金の支給を受けることができる。
E.被保険者の資格喪失後に出産手当金の支給を受けていた者が船員保険の被保険者になったときは、出産手当金の支給は行われなくなる。
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A. 正しい。健保法199条2項。

B. 誤り、健保法39条1項。被保険者の資格の取得及び喪失のうち、全国健康保険協会の被保険者については「全国健康保険協会」ではなく、「厚生労働大臣」が確認する。

C. 正しい。平21.3.31保医発0331003号

D. 正しい。健保法104条。

E. 正しい。健保法107条。

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